小さな怪獸

□過去編2〜いじめ、そして別れ〜
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3年になったある日お父さんから
迫田っていう児童の荷物を盗めと言われるようになった。


お父さんは仕事を再開したが監視役としてお母さんが静香に暴力を振るい始めた。



もうすでに静香の顔には笑顔はない、あるのは痣や切り傷のみだった、そしてたまにキスマーク
これはたまに痴漢に会うときに付けられる痕。



家でのSEXはお父さんが帰ってきた時だけだった。


この学校はクラスが3年まで一緒で4年からまたクラス移動になる。


静香には友達がいない、たまに話しかけてくる人もいるが静香の方からシャットアウトしている。

隣の家の良はクラス委員になり全体をまとめていた、その時に静香の存在が良には邪魔だった。
いくら話しかけても無視。


でも良は少し静香のことが気になっていた。
隣の家から聞こえてくる、悲鳴や泣き声、耳を塞いで寝た時もあった。

近所では静香の家は虐待をしているんじゃないかとだいぶ有名になったが証拠がなかった。
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