羽山高校

□第3話
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保健室…
鮫島「なんとか、できるわけない!」
鮫島は急に大きな声をあげて平河の意見をかき消した。



平河「だから、俺の父さんに話せばなんとかなるって!!」
鮫島「無理だよ、先生もう具合良くなったので帰ります」


絹与が慌ててベッドに駆け寄る
絹与「あ!ちょっと待ってさっき鮫島君の家に電話したら迎えに行くって言ってきたから少し待ってて」


鮫島「え!?誰が迎えに!?」
絹与「それはちょっと分かんないな」



放送「絹与先生 お客様がお見えです、至急職員室までお越し下さい」
絹与「あ!来たのかな?ちょっと行ってくるから平河君見張っててね」
絹与は保健室から出ていく。


鮫島「先輩」
平河「?どした?」

鮫島はベッドから降りて保健室のドアに走る
平河「え!?ちょ そんな元気あんの!?てかどこ行く??」

だが思わぬ衝撃が彼にあたる
鮫島「痛」

鮫島は上を向くとそこにはどん底に落とされた感覚が蘇ってきた。
鮫島「っつ」
鮫島を見下ろすのは大きな巨体。目は鋭く今にも鮫島が襲われそうな感覚。

平河(でけー!!)絹与が連れてきたのは男らしい体を持つ巨体だった。
保健室の中へと絹与がすすめる。鮫島は遠ざかる。

男「自分は社長の部下をしております、鈴木と申します。社長は緊急な会議が入った為こちらには自分が、この度は鮫島悠斗が入学そうそう学校にご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした」
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