ド天然×意地っ張り

□第一次試験×殺気×ほっとけない
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息切れひとつせずにいるリンに、キルアは驚いていた。

『わぁー♪やっと脱出だね!』

「ああ、そだな。
ってか何でお前そんな元気なの?」

なにやらキルアにゴンが耳打ちしている

『ちょっとーっ!全部聞こえてんだからねっ』

「……ね?(苦笑)」

「ああ、」

キルアは失礼だよ!
人のこと化け物とかいってさ!


一人でイライラしてるとレオリオとクラピカがギリギリで出てきた。

あと少し遅かったら落ちてたな…
あたしも頑張ろう!!


「お…い………!おいリン!」

『は、はいっ!』

何か前にもこんなシーンあったような…

「お前ちゃんと人の話聞けよ!!危ねーだろ!?」

『い、イエッサー…』


ったく。
キルアは拗ねている=可愛い

『あはは♪キルア可愛いー』

「は、はあ!?な訳ねーだろ!」

(((お前の方が可愛いんだよ!!)))

みな思っていることはキルアと同じだった。


しかしLOVEかLIKEかで割れている。

まあ、リンの仲間達はレオリオを除いてLOVEなのだが。

周りの受験生だってそうだ。
みな、リンに惹き付けられている。

リンはとてつもない美女というわけではないのだが、可愛い部類には余裕で入るだろう。


キルアは、リンがじろじろと見られているコトがいやだった。

「(くそ、なんだよこの気持ち…わかんねえ……。)」



でも1つだけ言えるのは。
リンに笑っていてほしい――。





ただそれだけ。
神様、そう思うのはいけないことですか?
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