記念・企画

□クリスマス
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「Merry Christmas!!」

だだっ広い会場に、ツナの声が響き渡った
ステージにいるのはツナを始め、守護者やヴァリアー等の幹部
みな、それぞれサンタの格好をしていた
ため、機嫌の悪いのが幾人かいた

「今日は日頃からお世話になっているみんなに、プレゼントを送ります!!」

それに部下達は歓喜や驚愕の声をあげる

「みんな自分の隊員一人一人に選んでくれたから、素直に受け取ってあげてねー!」

ツナの言葉に、同じタイミングでみな頷く
それに
ここは幼稚園か小学校か
と、ツッコミをいれた人がいたとか、いないとか

ツナの目配せに、一斉にプレゼントが配られる
喜ぶ者や、驚く者、顔を引くつらせた者など様々だったが、みな楽しそうに話していた


「次は守護者へ私から
ヴァリアー学部隊長へザンザスからプレゼントを送ります」

部下全員へ行き渡ったのを確認し、ツナは言う

「まずは隼人」

「はい!」

渡されたプレゼントを嬉々としてあける

「じゅ…10代目…(泣)」

「隼人にはニコ○ットと煙草専用の消臭剤♪
吸うなとは言わないけど、健康を考えること」

「はい…」

自分の健康を気遣ってくれているということに感激する獄寺だが、心から喜ぶことができなかったのだった

「次俺なのな♪」

「武には、和包丁を始めとしたキッチン用品
最近食べてないから、暇なときでも作ってくれると嬉しいな」

「サンキューツナ!
丁度買い換えようと思ってたんだ
暇なときと言わずいつでも作ってやるぜ!」

山本はニカリと笑った

「了平さんには新しい鍛練場
リングも入るので、自由に使ってください」

「おお!
丁度みんなとボクシングがしたかったのだ!
極限に礼を言う!!」

「ランボには休暇
ボヴィーノへ里帰りするのもよし
イーピン達と遊んでくるもよし」

「ありがとうございます
大切に使わせて頂きます」

「恭弥にも休暇
それと、休暇中のディーノさん」

「わぉ…
思う存分、噛み殺してあげるよ」

ニヤリと笑った雲雀に、ディーノは引きつった笑みを返した

「骸にはコレ」

そう言ってツナは骸に書類の束を渡す

「…クフフフ…
これは好きにしていいということで…?」

「うん
バミューダに証拠提示して、殲滅の許可もらってるから
救出した子供達とかは新しく作ったホームへよろしく」

「わかりました」

「で、京子とハル、凪は私とお揃いの雑貨
それと休暇の日には美味しいケーキを食べにいこ?」

「わあ!ありがとうツナちゃん!」

「ケーキも楽しみです!」

「お揃い…ありがとう、ボス」

4人はにこにこと笑いあった
その時
パッコーン と音が響いた






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