StS,EX”超”ネタバレ辞典

27件

【神庭シオン (かんばしおん)】

「――だから俺は、前に進むよ」


 StS,EXオリジナル主人公。または、”表”の主人公。

 年齢:17歳→18歳。

 身長:163cm→168cm。

 体重:58kg→60kg。

 魔力ランク:S−→S→S+。

 使用デバイス及び武装:「イクスカリバー(借名)」

 戦闘スタイル:神覇ノ太刀(剣、刀)。

 概要。
 StS,EXオリジナル主人公である少年。銀髪紅眼の、いわゆるアルビノ。ただし日光等をあまり気にしない体質。中性的――を飛び越えて、明らかな女顔。普通にそこらの女の子より美人だが、シオンは死んでも認めないと公言している。ちなみに、その容姿が災いしてか女の子にはモテない。むしろ普通に嫉妬されていた。
 幼少期より母、神庭アサギにより神覇ノ太刀を伝授され、「刀刃の後継」の二つ名まで持っていた――のだが、とある事件で刀を持つ事を拒否し、それ以来イクスを相棒とする事となる。本来は刀術士であるためか、剣を使った戦いは、刀と比べると控え目である。
 666と呼ばれる存在を探して、感染者を二年間狩り続け、その最中にスバル・ナカジマと出会った。

【騎神アルトス・ペンドラゴン (きしんあるとすぺんどらごん)】

 ユニゾン・アームドデバイス、イクスカリバーの、かつての名前。

 概要。

 円卓の騎士で有名な、アーサー王。”別の次元世界”の、アーサー王が擬神化し、騎士と言う概念の神となった存在。その為、地球のアーサー王と違って、さまざまな違いがある(なお、円卓の騎士はランスロット以外全員女性であったりする。つまり、ハーレムである)。
 しかし自分の愛剣であるカリバーンにアヴァロンと言う特殊結界を展開し、その中で死んで擬神化してしまったので、色んな部分が従来の奉非神と異なる。
 騎神アルトス・ペンドラゴンと言うのもかつての名であり、イクスカリバーも自身の必殺剣の名をもじって、真名のヒントとしただけで、真名は謎に包まれている。

 

【傷 (きず)】

 傷――ランクEX存在が負う、不可避の魂の損傷。

 EXがその能力を行使した場合、”傷”と呼ばれる魂の損傷が不可避となる。これは、魂そのものに回復不可能なダメージを負い続けるもので、これが一定段階まで進むとEXは使用者の最も願う感情を喪失させる。
 伊織タカトは「幸せ」、クロス・ラージネスは「希望」、シェピロ・アルカイドは「怒り」を喪失している。
 また、傷が最終段階まで行くと魂は完全消滅し、輪廻転生も叶わなくなってしまう、究極の消滅が待つ。
 

【キャロ・ル・ルシエ (きゃろるるしえ)】

「わたしが、ほしいもの……? それは――」


 リリカルなのはStrikerSにおける天然系、よう――じゃなかった、少女。フェイトの娘さん的少女。エリオの嫁。異論はあっても認めない。

 年齢:11歳。

 魔導師ランク:総合A+。

 デバイス:ケリュケイオン。

 概要。
 リリカルなのはStrikerSにて登場したアルザスの竜召喚術師。六課卒業後は、エリオと共に自然保護区にていちゃいちゃ――ごめん言い過ぎた。仲良く仕事に励んでいた。
 今回の事件にあたり、独立次元部隊アースラに編入される。
 シオンの事は、『シオンお兄さん』と呼び、実の兄のように慕う――のだが、とある事によってその信頼関係は破綻してしまい、一転険悪の仲になってしまった(それすらも、クロス・ラージネスの目論み通りではあったのだが)。
 イギリス崩壊により彼女は――。

 ――そして、少女の前に修羅の扉は開かれる。

【擬神化 (ぎしんか)】

 概念が神と言う形と器を持って、物質世界に降臨する事。
 物理法則をはじめとして、ありとあらゆるモノの本質を示す言葉を概念と呼ぶが、この概念が神となる事を擬神化と呼ぶ。
 大抵は、神話や英雄の話し、昔話し等をベースに器が出来、そして概念がその器を中心に生命を持つ。これが奉非神誕生のシステムである。
 また擬神化せず、概念が我を持たずして世界に遍在する事もある。これを精霊と呼ぶ。基本的に精霊は広い範囲での概念が意識を持たず、意思は持って遍在する為、よほどの事がなければ災いとはなりえない。
 しかし、奉非神は強い我を持つ為、大抵は大規模次元災害と同様のものとなる。固体ごとによって、その能力や強さ等、てんでバラバラだが、超絶厄介な現象と言う事だけは共通している。

【神槍ピナカ (しんそうぴなか)】

 叶トウヤのメイン武装にして、奉ろぬ神、「壊神シヴァ」から纂奪した神奪宝。

 叶トウヤの愛槍である破壊の概念そのものである槍。
 壊神シヴァを、トウヤが倒した際に奪い取ったもので、その能力は「戦闘中、十分間に一度、いかなる攻撃も無限威力とする」と言うもの。EXであれ、この無限威力には必ず一度は殺される羽目となる(EX化したタカトとの戦いでは、ピナカは大いに彼を殺した)。

【神覇ノ太刀 (しんはのたち)】

 神庭シオンが使用する魔法戦スタイル。カラバ式での使用が前提とされる。

 概要。
 神庭家に代々伝授された魔法戦刀術。その名の通り、神の一人が覇を競う為に作り上げた刀術と言われる(恐らく剣に関わる奉ろわぬ神が創始者であると思われる)。
 壱ノ太刀から拾ノ太刀まであり、また陸ノ太刀から九ノ太刀までは、属性変換が前提の技となる。しかし、その威力は相当なもの。また、この神覇ノ太刀を極めるにあたって、魔力が異常変化を起こすと言われる。それが、神覇ノ太刀における単一固有技能(ワンオフスキル)、神空零無である。
 これは、魔力を擬似虚数化するもの(魔力内に虚数空間を展開するとも言われる。シオン曰く「意識してやれるもんじゃない」との事)で、この魔力に触れた魔法術式は分解される。つまり、防御系術式の天敵となる技能である。また、最終奥義である拾ノ太刀は、斬界刀と同性質の技であり、次元世界を丸一つ叩き斬れるポテンシャルを秘めている。

壱ノ太刀「絶影」
弐ノ太刀「剣牙」
参ノ太刀「双牙」
四ノ太刀「裂波」
伍ノ太刀「剣魔」
陸ノ太刀「朱雀」
漆ノ太刀「白虎」
八ノ太刀「玄武」
九ノ太刀「青龍」
拾ノ太刀「天砕き」

【事象概念超越未知存在 (じしょうがいねんちょうえつみちそんざい)】

 ランクEX存在の事。

 EXのページ参照。

 事象概念超越未知存在は霊子エネルギーと言う魂から抽出されたエネルギーを使用する事が出来、それを無限増殖、無限出力化出来る。その絶大なエネルギーによって行われるのが概念殺しである。
 これは、概念――既存全ての物理法則から、他者によって改竄された、”あらゆる概念”を超越、破壊する能力である。つまり、他者からの介入能力は全て無効化される。
 その上、時間や距離と言った全ての概念を無視出来るため、時間概念無視、距離概念無視、範囲概念無視、次元概念無視――と、言ったように世界全ての概念を完全に無視――破壊する事も出来る。更に、上記のように無限出力を誇るので、全ての攻撃が、星、銀河、宇宙、世界破壊レベルと化す。
 また、EX攻撃と呼ばれる”同じEXを破壊せしめる攻撃”をも有する事が出来る。
 つまり、既存の存在全てを破壊しつくす究極の存在をEXと呼ぶ。

【スバル・ナカジマ (すばるなかじま)】

「出来たよ。だって、シオンは――私を、助けてくれた」


 魔法少女リリカルなのはStrikerSの主人公。StS,EXでは、ヒロイン。ティアナの夫もしくは嫁と言うな。

 年齢:16歳。

 魔導師ランク:陸戦AA+(アースラ編入前にランクが少し上がった)。

 デバイス:リボルバーナックル。マッハキャリバー。

 概要。
 高町なのはに憧れて、魔導師を目指した女の子。
 六課卒業後はレスキューに配属され、日々人を助ける仕事に従事する。
 本作では、彼女と主人公シオンの出会いから始まる。その最初の出会いがあまりにも最悪だったのに、一途にシオンを助けようとしていた。
 作中、中盤で感染者化していた事が判明するが、シオン、ティアナ、ギンガに精神世界で救われ、なんとか助かる。現段階で二人目の治療者となった(一人目はユウオ・A・アタナシア)。
 シオンに淡い想いを抱いているが、本人自身に自覚が微妙に無い為、気持ちを持て余し気味。ティアナとは三角関係になっている。
 地球にて、デバイス・アーマー『斉天大聖』を受領予定。

【精霊 (せいれい)】

 魔法少女リリカルなのはStS,EXにおけるオリジナル設定。概念が固体化された存在であり、世界統合意思の端末。

 概要。
 カラバ式において重要となる存在。世界の概念を固体化し、意思を持たせた上で召喚される存在。
 世界=神と、StS,EXでは規定されるが、この端末であり、また抽出された属性と言う名の概念そのものとも言える。純エネルギー存在であり、実体は存在せず、またそのエネルギー総量も無限とも言える。奉非神も概念が抽出された存在であるが、あちらと違い擬神化していない為、精霊自らが何らかのアクションを取る事は無い。また人側に認識される事で概念が固体化し、精霊となるので基本的に”そう”だと認識されない限りは彼等は存在出来ない。
 カラバ式の精霊契約はその認識を与える事で行われるもの。また意思総量は人より遥かに巨大な為、精霊融合は凄まじい反動が伴い、精霊装填には多大な魔力消費を強いられる。精霊使役(精霊そのものを使役する事)に関しては、机上の空論とすら言われる程。これを三柱も同時にやって平然としていたクロス・ラージネスがどんだけ化け物か良く分かろうと言うものである。全精霊融合に関しては、もはや机上の空論どころでは無く、妄想の類とすら言われていたので、叶トウヤもまた化け物と言える。

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