StS,EX”超”ネタバレ辞典

【あ】 4件

【アースラ (あーすら)】

 1、時空管理局XL級次元航行艦のこと。艦長は、リンディ・ハラオウン提督(現総務統括官)、クロノ・ハラオウン提督、八神はやて。

 2、独立次元航行部隊専用艦として新たに建造されたXL級次元航行艦。艦長は八神はやて。

 ここでは2について説明する。

 かつての次元航行艦アースラの名を継いだ艦。
 その特務性の為か、移動性(次元航行速度の事)に特化した性能を持つ。
 従来の管理局主流の次元航行艦より、およそ25%以上の移動性を持つが、代わりに武装の殆どを積み込んでおらず。防御性能もかなり低い。
 武装はアルカンシェルのみ。防御もSランク以上の砲撃には障壁が持たない。その性能を移動性と積載性に費やしているから当たり前だが。
 なお、独立次元航行部隊の名前通り。この艦は、許可つきで全管理内・外問わず。世界全てに介入可能。
 さらに個人と本局間での転移も認められている。
 なお、艦船には高性能AIが搭載されており。インテリジェントデバイスのそれに匹敵する。 八神はやて一佐の許可付きでユニゾンデバイスでもある。リインフォースU空曹長とのリンクによるワンマンオペレーティングが可能。
 だが武装はワンマンオペレーティング状態では使用不可。実質、時空管理局最速の艦である。


【アースラ2nd (あーすらせかんど)】

 グノーシス第一位位階所有者所属の、次元戦闘艦。艦長は八神はやて。

 ツアラ・トゥ・ストラとの本局決戦にて敗れ、甚大な損傷を被ったアースラの代艦として、トウヤからはやてに貸し出された艦。その名の通り、航行ではなく戦闘を前提として建造された艦であり、また伊織タカト専用艦として運用される事が前提だった為、グノーシス最新鋭の技術がこれでもかと導入された艦でもある。
 ディメイションフィールド、空間突破カタパルト、球状魔法陣、IFMS、等と言った、グノーシス独自の装備がある。特にIFMS(イメージフィードバック・マギリングシステム)は、艦長であるはやてと相性が良い。
 このシステムの特徴は、ずばり艦の武装を介して艦長の魔法を艦が使えると言う事にである。
 つまり、はやての長距離炸裂型砲撃魔法。フレスヴェルグを艦の主砲から発射するなどの真似が出来る訳だ。
 同時に、このシステムは艦の中枢制御システムを艦長の魔法処理に割く事も出来る。はやての弱点とも言えた並列処理と高速処理を艦のシステム任せで行えるのである。
 艦内に居ながら、魔法を。しかも、従来の数倍の威力と制御で放てる。
 これ程、はやてにうってつけのシステムもない。


【アルセイオ・ハーデン (あるせいおはーでん)】

「ところがギッチョンってな」


 StS,EXオリジナルキャラであり、敵。第三部以降の、シオンのライバルポジション。

 年齢:31歳。

 身長:187cm。

 体重:77kg。

 使用術式「カラバ式」

 魔力ランク:SSS++。

 使用デバイス及び武装:「ダインスレイフ」

 戦闘スタイル:我流、無尽刀。

 概要。
 第三部においてシオンと偶然出会った、ツァラ・トゥ・ストラの傭兵部隊隊長。元グノーシス第二位であり、レアスキル、無尽刀を使用する壮年の男性。
 実は全ての魔法攻撃を無尽刀に依存している。これは、彼の魔法スタイルが完全な我流であるのが原因。一応、カラバ式を使うのだが、術式も独自解釈が入りまくっていたりする。
 性格はいい意味でも悪い意味でもおおらか。卑怯な手段をよしとしない、敵キャラにあるまじき人格者である。
 そのカリスマは、ソラをはじめとした部下に慕われている所からもよく分かる。
 また、魔導師として我流ながら「極め」ている位置におり、威力だけならば最強と言われる斬界刀を使用する。詳しくは該当記事を参照。
 実は、神庭家、伊織家、共に縁が深く。タカトが生まれる際の騒動にも関わっている。アサギとも旧知の仲だが、シオンやタカトに知られる積もりは無い。
 


【アルハザード (あるはざーど)】

 魔法少女リリカルなのはで名称のみ登場した幻の都、かつて大規模次元震によって、次元断層の虚数空間に落ちていったと言われる。

 概要。
 StS,EXにおいても、重要な意味を持つ世界。かつての長老部「エウロペアの十賢者」は、この世界から人類が繁栄する前の地球に下りて来たもの達である。また、古代ベルカには兵器群の遺産を。そして、地球にはナノマシン・テクノロジーと魂学(ソウルトロジー)を伝承させたと言われる。
 EXの人工的な発生を目論んだが、それが世界そのものを歪ませ、大量の奉ろわぬ神(カバラの天使)を召喚すると言う事態を引き起こし、その災難から逃げる為、あえて大規模次元震を起こして虚数空間へと逃げ込んだのが、本当の真相である。
 その為に数多の次元世界を巻き込んだが、かの世界の統治者達は全く気にしなかったと言う。そして、虚数空間に落ち込んだアルハザードは無限に時間を遡るようになり、時間は円環状である為、未来にまで行っては遡るといった事を繰り返した為、虚数空間において、全ての時間軸に存在――偏在する世界となった。
 その内の一つは、十賢者により二つに分けられ、剣と刀の武装に変えられた。シオンの魂にある刀は、この片割れである。つまり、あの刀はまる一つの世界の質量を持つ事になる。



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