StS,EX”超”ネタバレ辞典
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【アースラ (あーすら)】
1、時空管理局XL級次元航行艦のこと。艦長は、リンディ・ハラオウン提督(現総務統括官)、クロノ・ハラオウン提督、八神はやて。
2、独立次元航行部隊専用艦として新たに建造されたXL級次元航行艦。艦長は八神はやて。
ここでは2について説明する。
かつての次元航行艦アースラの名を継いだ艦。
その特務性の為か、移動性(次元航行速度の事)に特化した性能を持つ。
従来の管理局主流の次元航行艦より、およそ25%以上の移動性を持つが、代わりに武装の殆どを積み込んでおらず。防御性能もかなり低い。
武装はアルカンシェルのみ。防御もSランク以上の砲撃には障壁が持たない。その性能を移動性と積載性に費やしているから当たり前だが。
なお、独立次元航行部隊の名前通り。この艦は、許可つきで全管理内・外問わず。世界全てに介入可能。
さらに個人と本局間での転移も認められている。
なお、艦船には高性能AIが搭載されており。インテリジェントデバイスのそれに匹敵する。 八神はやて一佐の許可付きでユニゾンデバイスでもある。リインフォースU空曹長とのリンクによるワンマンオペレーティングが可能。
だが武装はワンマンオペレーティング状態では使用不可。実質、時空管理局最速の艦である。
【アースラ2nd (あーすらせかんど)】
グノーシス第一位位階所有者所属の、次元戦闘艦。艦長は八神はやて。
ツアラ・トゥ・ストラとの本局決戦にて敗れ、甚大な損傷を被ったアースラの代艦として、トウヤからはやてに貸し出された艦。その名の通り、航行ではなく戦闘を前提として建造された艦であり、また伊織タカト専用艦として運用される事が前提だった為、グノーシス最新鋭の技術がこれでもかと導入された艦でもある。
ディメイションフィールド、空間突破カタパルト、球状魔法陣、IFMS、等と言った、グノーシス独自の装備がある。特にIFMS(イメージフィードバック・マギリングシステム)は、艦長であるはやてと相性が良い。
このシステムの特徴は、ずばり艦の武装を介して艦長の魔法を艦が使えると言う事にである。
つまり、はやての長距離炸裂型砲撃魔法。フレスヴェルグを艦の主砲から発射するなどの真似が出来る訳だ。
同時に、このシステムは艦の中枢制御システムを艦長の魔法処理に割く事も出来る。はやての弱点とも言えた並列処理と高速処理を艦のシステム任せで行えるのである。
艦内に居ながら、魔法を。しかも、従来の数倍の威力と制御で放てる。
これ程、はやてにうってつけのシステムもない。
【アルセイオ・ハーデン (あるせいおはーでん)】
「ところがギッチョンってな」
StS,EXオリジナルキャラであり、敵。第三部以降の、シオンのライバルポジション。
年齢:31歳。
身長:187cm。
体重:77kg。
使用術式「カラバ式」
魔力ランク:SSS++。
使用デバイス及び武装:「ダインスレイフ」
戦闘スタイル:我流、無尽刀。
概要。
第三部においてシオンと偶然出会った、ツァラ・トゥ・ストラの傭兵部隊隊長。元グノーシス第二位であり、レアスキル、無尽刀を使用する壮年の男性。
実は全ての魔法攻撃を無尽刀に依存している。これは、彼の魔法スタイルが完全な我流であるのが原因。一応、カラバ式を使うのだが、術式も独自解釈が入りまくっていたりする。
性格はいい意味でも悪い意味でもおおらか。卑怯な手段をよしとしない、敵キャラにあるまじき人格者である。
そのカリスマは、ソラをはじめとした部下に慕われている所からもよく分かる。
また、魔導師として我流ながら「極め」ている位置におり、威力だけならば最強と言われる斬界刀を使用する。詳しくは該当記事を参照。
実は、神庭家、伊織家、共に縁が深く。タカトが生まれる際の騒動にも関わっている。アサギとも旧知の仲だが、シオンやタカトに知られる積もりは無い。
【アルハザード (あるはざーど)】
魔法少女リリカルなのはで名称のみ登場した幻の都、かつて大規模次元震によって、次元断層の虚数空間に落ちていったと言われる。
概要。
StS,EXにおいても、重要な意味を持つ世界。かつての長老部「エウロペアの十賢者」は、この世界から人類が繁栄する前の地球に下りて来たもの達である。また、古代ベルカには兵器群の遺産を。そして、地球にはナノマシン・テクノロジーと魂学(ソウルトロジー)を伝承させたと言われる。
EXの人工的な発生を目論んだが、それが世界そのものを歪ませ、大量の奉ろわぬ神(カバラの天使)を召喚すると言う事態を引き起こし、その災難から逃げる為、あえて大規模次元震を起こして虚数空間へと逃げ込んだのが、本当の真相である。
その為に数多の次元世界を巻き込んだが、かの世界の統治者達は全く気にしなかったと言う。そして、虚数空間に落ち込んだアルハザードは無限に時間を遡るようになり、時間は円環状である為、未来にまで行っては遡るといった事を繰り返した為、虚数空間において、全ての時間軸に存在――偏在する世界となった。
その内の一つは、十賢者により二つに分けられ、剣と刀の武装に変えられた。シオンの魂にある刀は、この片割れである。つまり、あの刀はまる一つの世界の質量を持つ事になる。
【伊織タカト (いおりたかと)】
「――だとするならば、俺はお前が嫌いだ」
StS,EXのボスにして、神庭シオンの異母次兄。また、”裏”の主人公。
年齢:21歳。
身長:182cm。
体重:68kg。
魔力ランク:EX。
デバイス及び武装:なし(デバイスは基本持たない)。666の紋章。
戦闘スタイル:魔神闘仙術。
概要。
666と呼ばれる青年にして、第一級次元犯罪者。そして、神庭家の異母次兄にしてブラウニーである。
幼少期に地獄と呼ばれる世界で飲まず食わず眠らずに神仙魔仏の化け物と戦い続け、齢六歳にして究極の戦闘術を修得するに至った純正の化け物。
その戦闘能力はStS,EXに並み居る化け物じみた存在達の中で、作中最強と明言される程である。
また、小学生時代にちょっとばっかし特殊な舌で世界中の料理を食べて歩いたせいか、凄まじい食事レベルを誇る。
小学生時代にグノーシス事件でEXに開眼。しかし同時に傷を負い、幸せの感情を喪失している(幸せと思う事が無く、誰かと分かちあう事も、それがなんなのかも理解出来ない)。また、天使事件を経て、今回の事件により傷が酷くなっている。
創誕と言う魔法を行おうとしているようだが……?
【EX (いくす)】
ランクEX。魔力規格外者のことを指す――表だっては。
その真の意味は「事象概念超越未知存在」の略称。または隠し名。また、「支配未知存在」や「矛盾許容未知存在」等も存在する。
666こと、伊織タカトを代表として現状では全次元世界で四名のみ存在している、StS,EXワールド最強の存在。
魂が神格レベルの存在のみ、このランクに到達可能であり(一部例外あり)、その能力は”神殺し”――つまるところ、”概念殺し”となる。
【因子 (いんし)】
アポカリプス因子――と呼ばれていたもの。本来は、アンラマンユ因子。
カイン・アンラマンユが生み出された瞬間に、世界の概念と化してしまったアンラマンユの端末であり、精神生命体。そして、精霊。
悪の概念が擬神化して生まれたもので、ありとあらゆる悪概念が呪いとも言える神化をあらゆるモノに齎す存在。
因子感染者とは、つまりアンラマンユによる神化の過程にある存在なのである。その神化の過程で、さまざまなものに感染していき、最終的には世界そのものをアンラマンユと言う神へ化さしめる神化を行う。
この因子は、カインが最初のヒトと呼ばれていた時代に、実弟であるアベルを善神として、”生け贄”に供され、更にその咎も含めて自らを悪神とされた事によるもの。その咎は呪いと化し、世界そのものを呪いつくして概念とまでなってしまった。また、カイン自身を神と化してしまう事態まで招く。カインの望みは定かでは無い――が、アベルこと、神庭シオンに何かしら関係がある。
【エリオ・モンディアル (えりおもんでぃある)】
「そんなあなた達なんかに――負けてたまるかぁっ!」
フェイトの息子的な少年であり、ラッキースケベ体質。キャロの夫。でもルーテシアも怪しい気がしないでもない。
年齢:11歳。
魔導師ランク:陸戦AA。
デバイス:ストラーダ。
概要。
六課の黒一点――だったのは昔の話し、今では前線にシオンがいるので、少しは心安らげるとの事である。
六課卒業後は、キャロと共に自然保護区へ入ったが、今回の事件により、アースラへ編入した。
シオンを『シオン兄さん』と呼び、本当の兄のように慕い、憧れる。
エリオ自身、歳が近く、また頼りになるシオンを、彼がタカトを見るような感覚で見ているフシがある。
それはシオンに過去の事を話し、皆の前では吹っ切れていたように見せかけた事も見抜かれ、涙を流す程になっていた。だが、その件によりキャロに嫉妬させてしまい、キャロとシオンは喧嘩状態となってしまった上、キャロが最悪の事態を迎える事となる。
また、三人目のエリオ・モンディアルこと、クリストファの出現によって、彼もまた過去との決着を迫られる事となった。
地球では、ストラーダ・バルムンクと言う強化、改造を行って貰う予定。
【叶トウヤ (かのうとうや)】
「男の娘は、世界遺産だと!」
神庭家異母長兄にして、地球の魔法組織、グノーシスの第一位存在。そして、変態――間違った、超変態。
年齢:22歳。
身長:192cm。
体重:78kg。
魔力ランク:EX(擬似)
デバイス及び武装:なし(デバイスを使用しない)。神槍ピナカ。
概要。
変態である。間違いなく変態である。どれだけかと言うと女性に関してエロスの方向になると、魂を賭けられるほどの変態。最近、男の娘に目覚めた。頑張れ、しーちゃん。そしてツッコミ超頑張れ、ユウオ。
真面目な概要をするなら、神庭家の長兄でグノーシスのトップである。また、努力だけで伊織タカトに並んだと言う、こちらも凄まじい化け物。
指揮官としても、長兄としても頼りになる――のだが、変態である事に変わりは無く、アースラの女性陣は散々困らせられている。また、なのはは弱みを握られた。頑張れー。
【カラバ式 (からばしき)】
グノーシスにて主流の、魔法術式。魔法陣はセフィロトの樹の図形を横に広げた形となる。
概要。
グノーシスで主に使用される術式。巨大生物等に、接近戦を行う事が前提の術式の為、射撃魔法が存在せず、空間への足場展開、精霊術等の特徴的な技能がある。
また、後天的な技能としてアビリティースキルなるものが存在する(シオン曰く、人が持つ性能を技能化し、系統化したもの)。カバラ式と言う名前で無いのは、天使事件の際に奉ろわぬ神の軍勢である「カバラの天使」が大量に現れ、当時のグノーシス第一位位階所有者メンバーの殆どが殺された為。カバラの名前をトラウマとなったものも多く、カラバと名前を変えた。
元々は、かつての長老部「エウロペアの十賢者」が持ち込んだ術式で、起源を辿れば、かのアルハザードにまで遡る。つまり、本来の名称は「アルハザード式」が正しい。ただし、もはや忘れられた名である。
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