運命に負けられない!!

□第六,五話
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マチとパクノダとは、あのあとすぐに仲良くなった。
その後、幻影旅団である事も聞いた。
サヤカは対して驚かなかったが。

「ねえ、サヤカが居た世界ってのは
いったいどんなんだったんだい?」

『んー?ここと比べてすごーく平和だったよ。
殺しとかしたら、全国でニュースになるし、
文字も全然違うんだ。』

「そう。何か面白い物はなかったの?」

『面白いもの…』

(ハンター×ハンターの事…ちょっとくらいなら
言っていいよね?)

『あのねー。実は、旅団の事、前の世界の時から
知ってたんだ。』

「「なんだって!?」」

『あ、でもちょーーーっとだけだよ?
ハンター×ハンターって漫画があって、
そこに(嘘だけど)サブキャラとして出てたんだ』

「へぇー。私らが漫画ねぇ。」

「不思議な感じね。」

『んで、こっからが面白い所!
旅団の 男の人たちいるでしょ?
そのファンの人達がね〜小説とか絵とか
書いたりするんだけど、それがね!
例えばクロロさんがキャラ壊れたり、
プリン取られて泣いたり、
やたらイベント好きだったり…。』

「へぇ、それは傑作だねぇ!」

「なんか、その書いてる人達、才能あるんじゃない?」

『あ、クロロさんって
本当にこうなったりする事ある?』

「ない、よね…?」

「ない、わよね…?」

確信は出来ない2人。

『あははー…』


その後も、団員の夢小説の話をしたりして楽しんだ。


*その頃廊下では。*
「うぅ、俺ってそんなキャラなのか?
確かに、プリンもイベントも大好きだし、
そういうのを前にしたらキャラ壊れるけど…
でも…ブツブツ。」

「オレ、そんなキモい事しねぇ!!
ありえねぇだろ!
あいつの世界はどーなってんだ!」

「フィンクスならありえるね。
でも、ワタシのはおかしいよ! 
そんなワタシ馬鹿じゃないね!」

「まぁ、おちつけってみんな…
てか、オレほとんどなくね?」

盗み聞きしていた団員達が
それぞれの反応をしていましたとさ。
(ちなみに、女性陣はサヤカ以外は気付いていたという)




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