運命に負けられない!!2

□第三十七話
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医「何も異常はありませんね。

一ヶ月も眠っていたのが、不思議なくらい。」

『ハハハ…』

まあ異世界に行ってましたから←






あのあと、退院は明日だと言われ、

病室に戻った。すると、両親も来た。

やっぱり心配かけてたみたいで、

起きている私を見た途端、泣き出した。

お父さん、お母さん、ごめんね…





両親が帰った後、念が使えるかためして見た。

自分的な考えでは、

こっちの世界では、実質寝ていただけで、

あっちの世界での出来事は、夢とか幻系だと考えていたけれど…



念が、使えた。

いや、もう本当10分の1にも満たないくらい

弱々し〜〜〜いオーラだったけど。




あぁ、あれは夢じゃ無かったんだな…


と実感すると共に、



帰りたい




と思う気持ちが、どっと溢れて来た。

『ゔぅ…ひっぐ…ぅ…!!!』

帰りたい…帰りたいよみんな……!!!





パク姉とウヴォーと団長、助けれてないし、

ゴン達とヨークシンで会うってのもできてない…




帰りたい……!!

私は泣いた。


たくさん泣いた。






それを見ている人物が居るなんて気付かずに。






→あとがき
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