V.I.U
□V.I.U ジュニョン
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「君可愛いね。良かったら一緒に飲み行かない?」
「あっ、いや、あの‥。」
「俺の女に何か用?」
「ジュニョン!」
「なんだよ、彼氏いたのかよ。」
そう言ってゆりに声かけた男は去っていく。
「はっきり断れよ。」
「ごめん。突然過ぎて‥。」
「はぁ〜‥。どこかに名札でもつけとくか?ジュニョンの女って。」
「えっ?」
「冗談だよ。名札は勘弁してやるから、とにかく手当たり次第、お前のこと俺の女って言い触らすわ。」
「‥‥。」
「お前は、もう一生俺の女だ。ぜってぇ離さねぇから、覚悟しろよ?返事は?」
「あっ、は、はい。」
「良くできました。俺の可愛いゆり。愛してるよ。」
「ジュニョン!ここ道端‥
ゆりの言葉を遮るように口付ける。
「良いんだよ。俺のもんだって、見せびらかしてんだから。」
「ジュニョンのばか。」
「照れてるゆりも可愛い。愛してる。」
俺にだけ笑って。
ゆりは俺だけの女。
ゆりのすべてを俺にくれよ。