転生前
□どうやら風邪をひいたようで３
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｢はっ、そんな心配は無用…って何故試験の事を知っているんだ？｣
彼はにっこり笑って答えた。
｢はい。髏々宮さんにお聞きしました｣
〜朝･ラウンジ〜
｢みけつかみ………｣
｢はい、何でしょう髏々宮さん｣
｢もうすぐ私たちのクラス、試験がある……｣
｢そうですか、頑張って下さい｣
｢でもちよちゃん…分かんないとこあるっぽいの………教えてあげて｣
ようやく謎が解けた。朝、珍しく髏々宮さんと御狐神くんが話していたのはこれだったらしい。
｢僕が凛々蝶さまに勉強を教えます。だから、試験頑張ってください｣
｢ほ、ほんと……！？｣