その瞳に映るもの
□対面
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彼の発言に絶望を覚えた
◆『そん…な…』
ゴースト「ふ…ざけやがって!
イーグル!!」
イーグル「え…あ、あぁ!」
ゴーストが呼びかけて
そのままゴーストが鉤爪へと変身し
イーグルは構える
『あ〜、はいはい
ヤル気満々ってか?キヒッ
いいぜ?こっちも見せてやんよ
狂気融合』
ゴースト・イーグル
「「 !? 」」
◆『なんだ…この…波長は…!?』
必死に体を起こす名前は
カフがどんどんと道化師と融合していく姿に
恐怖を覚えた
なんて、禍々しい波長を発しているんだ…
『キヒッ…い゛…くそ…』
◆『!?』
何だ?今…
イーグル「くっそがぁ!!」
初めて感じる狂気の禍々しさに
イーグルはカフへ攻撃をし始める
◆『ま…まって!!イーグル!!』
―ドゴッ!
イーグルの攻撃は呆気なく交わされ
次に腹部へとカフは攻撃する
イーグル「ぐぁっ!」
◆『イーグル!ゴースト!!』
殴られた勢いで壁へと突撃するイーグルを
目で追うしかできない名前
―タッ
目の前が少し暗くなると共に
襟を掴まれ持ち上げられる
『なぁ?名前〜?
どうやって 死にたい…? キヒッ』
そう話しているカフは
なにかに耐えているように汗だくで
辛そうな顔をしていた
◆『カ…フ…
お前、まだ意識が…』
すると
彼は、先ほどよりも顔を歪ませ
もう片方の手で顔を抑える
『…う゛…
たの…む…
お前の…魂威を…打ってくれ…』
◆『!?
何を言って『こいつの魂離す勢いで打て!!!』
道化師「まだ元気があるのか、
無駄だよ」
先ほどの言葉を最後に
カフはまたニタニタとした顔へ戻る
◆『わかっ…た…』
少し困惑しながらも
一気に右手へと集中をする
道化師「早く殺しちゃいなよ」
『…………』
道化師に言われても 身動きしないカフ
きっと カフはなにか策があるんだ…
今はそれを信じるしか…
◆『カフ!!行くぞ!』
俺の声と共に
カフはいつもみたいにイタズラっ子の様に
笑ってみせた
道化師「そのぐらいでは
狂気は散らないよ」
◆『おらぁあぁあ!!
魂奏!!!』
―ドゴォッ!!