その瞳に映るもの
□対面
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『名前くんじゃーないですかぁー??
大ジョーブー??イヒヒッ
血がいぃーっぱいでてるよぉー??』
ベッドにしがみつきながら
名前のまえに顔を寄せる
◆『…クッ…名前…な…んで…』
イーグル「名前!なにしてんだよ!?」
ゴースト「気が狂ったのか!?」
二人の発言に体の向きを直す名前
『気が狂ったぁ〜??
そうだよ?』
ニタニタとした顔からいきなり真顔になる名前
その言葉と顔に唖然とするしかない二人
『狂気はすんごいよ
何も怖くない
何にも縛られない
殺りたければ殺れる
これが本当の自由ってやつ?
見てよ!!
名前さえ殺せちゃう!!
アッハハハハハッ!』
◆『(この短時間で…何が…)』
「なんで彼女が狂気に落ちたか
気になるみたいだねぇ??」
声と共に現れたのは
人ではない“何か”だった
ゴースト「なんだ…お前…」
道化師「僕は、鬼神様の狂気の波長である
道化師だよ〜っ♪」
と明るい声で話す奴は
ニタニタと笑っている名前に抱きつく
イーグル「…鬼神…だと…」
少し怯えた声で言うイーグル
すると
『うっ…え…』
と顔色を変えていきなり倒れだした名前
道化師「 ? 」
◆『…う…カ…フ…?』
倒れた名前は一気に姿を変える
そしてゆっくりと起き上がる
道化師「お、おぉっ!
すごいすごい!!
何この子っ!
僕、大当たりひいちゃったね??」
と 変身した名前をみて
大喜びする道化師
イーグル「カフ!お前までとか言うなよ…!」
ゴースト「まさか…」
◆『カ…フ!!!』
と 彼は
『キヒッ
ざまぁねぇな名前〜…
さっさとクタバレよ キヒヒッ』
と 虚ろな目で言い放った