その瞳に映るもの
□道化師
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―ポンッ
『 ! 』
不意に肩に手を置かれた
◆『 …だ…
ニコッ) どこにしようかっ♪ 』
なにかを言いかけて
ニッコリとしてそう言う名前
きっと 大丈夫? と訊こうとして
やめたんだろう
言うとよけいに落ち込むから…
『 へへっ
どうしよっかなぁー??』
そういいながら
掲示板の方へと歩き出す
生徒がほとんど受け付けを
すました時間にやってきたので
あまり人がいない
そして
課外授業はソウルが怪我をして以来
2ペアで行くことになっている
まぁ、もう行く人決めてるんだけどね
今その二人を待っています
掲示板の方をみると
『あっ、マカッ!ソウル!』
マカとソウルが掲示板に向かって
歩いているのを見つけた
マカ「あっ 名前!」
ソウル「よぉ」
私の声に反応し
こちらへやってくるマカ
『やっほ〜』
◆『さっきぶりだねっ
マカちゃんたちは
どういうとこに行くの?』
マカ「やっほ〜
うーん
どこが良いかな〜?」
と探しだすマカ
そして おっ
と声をもらして手を伸ばす
―スッ ピタッ ×2