その瞳に映るもの

□BREW
2ページ/15ページ






【ロスト島 着陸場】




シュタイン「名前、名前
    ゴースト、イーグル

    この場の付近の守りは
    君達にまかせる

    先日俺が
    さすがにここには敵は
    来ないといったが
    100%来ないという
    わけではない


    決して油断するな」





『わかってますってっ』



◆『はいっ』



ゴースト「はいはい」


イーグル「了解ですっ」




武器2人は意気込みがなさそうだが

まぁ、職人がしっかりしていれば
大丈夫だろう

と シュタインは心のどこかでそう思った







シュタイン博士と話していると
マリー先生が来る




マリー「名前、ゴースト

   これは遊びじゃないのよ」



一部始終を見ていたのか
マリー先生が 怖い顔をして
そういう




私は最近 マリー先生の雰囲気が
変わって 少し恐怖を覚えていた




『あ…はい、すみません…』



ゴースト「…」




一気に血色がわるくなる名前を
見て マリー先生が
すぐに顔を柔らかくする





―ポフッ




両肩にマリー先生が手を置く




―ゾワッ…
その瞬間に一気に鳥肌が立つ


ちがう マリー先生が
嫌いなんじゃない

でも、体がすごく怯えてる…




マリー「私は心配なの
   名前ちゃんが嫌いで
   怒っているわけじゃないのよ?

   大好きだからこそ 怒るの

   この大きな戦いで
   あやふやな意志でいると
   すぐに命を落とすわ

   名前ちゃんは強い子よ

   でも 私の生徒には
   変わりはないのよっ」




そういって ニコッと笑う




それに 私は無理をして


笑顔を浮かべ


『はいっ』


と答える




マリー「それじゃあ
   また後で会いましょ」



―グシグシッ

と私の頭の撫でる




『はい…』




そのまま マリー先生はシュタイン博士、
マカたちと共に磁場の方へと向かう






それをじっと見つめる私の後ろから
名前が話しかける





◆『どうしたの?
  顔色すごく悪いよ?』



『あ、いやいやっ 寒いだけ!アハハ』


そう 笑って私はごまかす




◆『寒い? じゃぁ 船に
  もっと分厚い上着とかあるけど
  取りに行く??』



イーグル「あ、俺が取ってこようか?
    ちょうど俺も
    飲み物取りに行こうとしてたし」



『あぁ じゃあ 頼もうかなぁ??』



イーグル「はいょ」



そういって 船の方へと
走っていくイーグルを見つめる
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ