その瞳に映るもの
□対抗授業
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【死武専 第二校庭】
アラクノフォビアの復活のせいで
大きな戦いがおきるかもしれない
ということで
対抗授業がはじまる
どういうものかというと
武器と職人だけで 魂の波長を
あわせていたが
それを 多くの人数で
波長を合わせるというものだ
それによって
職人同士のチームプレイができるのだ
今日、それをはじめてするのだが…
『えっと…どうして…
私らこんな少人数…?』
◆『さぁ?』
イーグル「まぁ、よろしくな」
ゴースト「大丈夫かよ」
目の前には
何度か世話になった
2人
短茶髪で鼻の上に傷のあるイーグル
いつもフードを深く被っているゴースト
がいる
対面しているなか
その傍らに シュタイン博士が立っている
シュタイン「うちのクラスで
3グループずつ作ってると
どこか2グループになるんだ
悪いがここが
その2グループだ
まぁ、名前は
運動神経がいいので
っていうこともあるので」
『お、ほめても何もでないよ?』
◆『あははっ よかったね』
シュタイン「とりあえず
武器は変身して
職人は対面し、魂の波長を
合わせて」
全員
「「「はいっ」」」
私は武器へ変身する
ゴーストも鉤爪へと変身する
◆『じゃあ、いくよ?』
イーグル「おうっ」
合図とともに 私も
イーグルとゴーストに集中する
そして
魂がつながるところで
―パシンッ!
イーグル「うおっ…ハァ…
結構体力つかうなこれ…ハァ…」
◆『そうだね…ハァ…』
『まだ、最初だよっ
これからこれから♪』
ゴースト「Fight」
シュタイン「(ここは早めに
完成しそうだな…)
じゃ、がんばれ
俺は他の生徒のところへ
いくから
また、なにかあれば
来なさい」
そういって 木々のほうへと歩いてゆく
全員
「「「はーい」」」
『…博士、なんか つらそうだね?』
◆『…そうだね
狂気を受けやすいのかも』
『どうにかなればいいんだけどな…』
◆『(俺は名前の方が
心配なんだけどな…)』