その瞳に映るもの
□真実
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『感情…が…ない…?』
◆『……』
アラクネ「良い顔つきですこと」
すごい形相でアラクネを睨みつける名前
マカ「名前…?」
ソウル「おい、どうしたんだよ」
―フッ
鼻で笑う名前
◆『なぁ〜んちゃって? 俺、もう
昔の俺じゃないしっ♪』
『えっ?』
陽気な声に 少し 唖然とする私
アラクネ「つまらないですわね、
まぁ それはいいですわ
それよりも
名前…」
―ビクッ
奴と目が合う
『な…何…』
アラクネ「この10年間 何を追っていたのかしら?」