その瞳に映るもの
□母なる者
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「おっと」
―ガッ
『おぅわっ』
誰かとぶつかってしまった
その反動で転げそうになる私を大きな手袋が支える
「あぶねェな、大丈夫か」
『あ、はい すみません』
体格のいい 茶髪で短髪の男が目の前にいる
いわゆる チャラ男イケメンとやらが居る
―ザッ
自分で立ち上がる
◆『大丈夫? すみません』
私の肩をもち 男の人に謝る名前
ソウ「いや、いい それより お前ら
この村最古のゴーレムをさがしてるんだろ?」
『! 知ってるんですか?』
ソウ「あぁ、付いて来な 案内してやる」
すこし 嫌な感じはしたが せっかく見つけた手がかりだから
行かないわけにはいかない
そのまま ソウという男についていくことになった