その瞳に映るもの

□初課外授業!
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【デスシティ 郊外】





―ブロロロ






『あんた…バイク乗れたのね』




◆『まぁ、移動手段は必要だしっ♪』






名前の後ろで ふーん と呟く









◆『そこってどんなとこ??』




どんなとこかぁ〜





『朝、昼は賑やかだよ。
でも、夜は危ない

あそこらへんは 鬼神の卵 がよくいる』




私はあそこにいるとき よく 奴等を退治してたもんだ




◆『へぇ、だから ノルマ多いのかぁっ
ん、夜多いってしってるってことは
倒したりしてたの??』





こいつ 鋭いな





『そそ、私 あそこに居たとき
お金とかないから
商人の職場から飯をぱちってたんだ


まぁ、償いの意を込めてかな…


はは、私らしくもないことを言うもんじゃないな』





名前の背中に頭をつけて笑う





◆『…名前ちゃんは優しいねっ』





『…バーカ、私が優しいなら 周りの人は 神並みだ クスクス』




◆『あはは♪そんなことないよっ』





笑い合ったあと 二人は黙りする








私は溜め息をはいて

















『ほんとは、敵討ちの内容が 聞きたいんでしょ』



と言った








◆『………』






名前はなにも言わない
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