その瞳に映るもの

□補習!?そして彼らと会う
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フラッと重い足取りをする私の腕を 名前が掴む



◆『どうしたの?大丈夫?』



『大丈夫…だから離して』



奴がいるんだ




肩を捕まれる



◆『顔色わるい!どうしたか言って!』



私は我にかえる



『う、あ、ご、ごめん…。なんでもないから、行こっ』


私は名前の腕を引っ張っていく




◆『ほんとに?』



『うんっ』


作り笑いをする



スピ「おーい、早くいけ!」




◆『すみません(汗』
















【死武専・廊下】


ソ「な、なぁ あいつ さっきから こっちすんごい睨んでるんだけど」


マ「うん…、さっき教室でもすごく嫌な感じだった、なにかしたかな?」



ソ「さぁな」






―スタスタ



だめだ、耐えられない


この10年間 ずっと憎んで生きてきたんだ…



私は無意識に体を動かした



―ダッ


◆『!!? 名前ちゃん!?』




『あ″あ″ああぁぁ!!死ねぇええ!』



ソウル・マカ「「!?」」



武器を手から出し ソウルにへと飛ぶ



マ「ソウル!」


ソ「なんのつもりだ!?」


そういってソウルは魔鎌へと変身する



―ギギギギッ


武器同士がぶつかり合う音が静かな廊下に響く



『このやろお″ぉ!その鎌で私のお母さんとお父さんを殺したのかぁ!!』



ソ「!? 意味わかんねぇ!俺は人間を殺した覚えはないぞ!」


マ「そうよ、鬼神の卵と化していないかぎりそんなこと許されない!ソウルは人間を殺すような奴じゃない!だから攻撃をやめて!」



『嘘をっ!この10年間お前のせいで孤独に生きてきた!お前を殺すために!!』



◆『名前ちゃん!』




―ガバッ


奴から引き剥がされる
名前か…


あぁ、離して…

あなたの近くにいると なぜか落ち着くの…


なにもかもどうでもよくなってしまう


悪い心を殺すその暖かさが……
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