その瞳に映るもの
□別れと始まりと出会いと
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『!!』
私は ハッ とする
いつのまに寝てた!?
やば、今何時だ
路地から飛び出て 大きな時計がある建物をみた
時刻は 夜の 8時52分 を指していた
えぇー!
そんなに寝てたのか…
ツバキもいないし…
きっと 相手してくれなくなったから
どこかへあそびにいったんだろう
仕方ない 帰ろう
帰るといっても
ボロボロになった誰も住んでいない家に住み着いているだけだが
今は私の家である
帰路へ沿ったときだった
「―……ぁぁ!!……様が…してやるぜ!!」
?
なんだ?
酔っ払いか?
それとも また…
気になるので行ってみた
このとき すべてが始まった
行かなければ 真実をしらなくてすんだ
逆に行ったから 私は変われた
このとき どうすればよかったんだろうね…