その瞳に映るもの
□対面
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―ダッダッダ…バンッ!
名前が連れて行かれたと思う
地下への階段を降り
そして、男たちが逃げ出してきた扉を開ける
◆『名前…!?』
部屋の中の光景を見て固まる名前
そして、その後を追ってきた二人も
イーグル「おい、大丈…な、んだこれ…」
ゴースト「ひ、でぇ…」
俺たち3人は目を丸くする
だって…部屋の中は
赤黒いもので埋め尽くされていたから…
いや、それよりも名前だ…
◆『名前!!』
先ほどからベッドの上に横たわっている名前に駆け寄る
二人もそれに続く
名前は名前の両肩を掴み揺らす
◆『名前!名前!!
しっかりしろ!!』
と声をかけた瞬間
―パチッ
と目を開ける名前
それに3人は一瞬安堵の顔をする
◆『よかった、気がつ―グサッ
・・・え?』
イーグル「…?どうした…名前…」
ゴースト「…?」
言葉が途切れた事に
疑問を持つ二人
そして
名前の両肩を持っていた手を落とし
そのまま膝から崩れていく名前
イーグル「名前!?」
ゴースト「おい!!」
倒れている名前は苦痛の顔をし、
腹部からは血が溢れ出す
その光景を見たあと
二人は名前を見る
そこにはニタニタした名前が居た