その瞳に映るもの
□血に飢えし者
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【死武専 地下】
マカ…大丈夫かな…
今は信じているしかないか…
それよりも 早く ブラック☆スターとキッドに
追いつかないと
全速力でどんどん暗くなったり
細くなったりする道を進んでゆく
『んっ!?』
目の前には
『ブラック☆スター!』
ブ☆「 ! 名前か
お前ほんとに速いな」
ブラック☆スターの隣まで行く
『へへっ 走るの得意だからねっ
でも、さっきのブラック☆スターの速さはさすがについてけないや』
ブ☆「そりゃぁ 俺様だからな!!」
ははは
ほんとどんなとこでも明るいやつだな…
―ブオフゥ…
『なっ!?』
ブ☆「なんだ?」
『焦げ臭い…』
前方から生暖かい暴風が来る
それは 爆発の突風かのように
『なにか爆発したのかな?キッド 大丈夫かな…』
ブ☆「あいつは死神だから 大丈夫だろっ
爆発ぐれーじゃしなねぇよ」
『そっか…』
キッド、リズ、パティ
マカとソウル
シュタイン博士と赤ノッポ…
そして…名前
みんなの心配をしながらも
傍らで どこか自分にも不安を抱いていた
この奥にはどんな奴が眠っているのだろうか…
奥に行くにつれて この気持ち悪い感じが
恐怖へとうつりかわる…
はやく…この戦いが終わればいいのに…