アヤ×ライトニング
□いきなり…
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「アヤ?いるんだろ?」
ライトニングは、鍵がかかっている寝室のドアを乱暴に開けようとしている。
騒がしくて、アヤは目をさましてしまった。
「ライト…さん…」
バタッ!
ライトニングはとうとうドアを蹴破った。
「…ライトでいい」
そう呟くと、アヤの頭の下に氷枕を滑り込ませた。
「…ありがとうございます。」
「アヤ…ずいぶんと長風呂だったが、のぼせたのか?」
「はい。フラフラしてしまって…」
恥ずかしそうにもじもじしながらそう言うアヤに対して、ライトニングは抑えられない何かがこみ上げてきてしまっていた。
「あ…あの、私…お水飲んできます。」
アヤは危険な雰囲気を察したのか、その場から逃げだそうとした。
すると…
「待て」
と、ライトニングが言いながら、アヤの首筋を優しく掴んだ。
そして、膝立ちしていたアヤをベッドに押し倒した。
「ひゃ…」
身動きがとれなくなって、小さく喘ぐアヤ。
「アヤ…好きだぞ」
「そ…そんな…」
押し倒された体制で強く抱きしめられながら、アヤはライトニングにキスをされた。
「ん…は…離して…っ…」
「離すものか。お前は…」
「はぁっ…ダメです…ライトさん…身体が熱い…」
ライトニングは、またアヤに深いキスをした。
ライトニングは興奮してきてしまっていた。
アヤの匂い、鼓動、唇…
とうとうライトニングは、アヤのパジャマのボタンに手をかけた。
「きゃっ…いや…やめてください…恥ずかしいです…」
アヤは両手で顔を覆った。
すぐに全てボタンが外されて、アヤは柔らかいものを丸出しにされてしまった。
「…っ」
恥ずかしくて声も出せないアヤ。
ライトニングの熱い手が、身体の至る所を這っている。
「なかなか、柔らかいな。」
「……。」
ライトニングの桃色の髪の毛が、アヤの身体をくすぐった。
「そろそろ、やめるか?」
「…。」
アヤは黙り込んでしまった。
「言いたいことがあるならここで…誰もいないこの部屋でカミングアウトしてもいいぞ?」
ライトニングはアヤの胸に顔をうめながら言った。
「じゃあ…言います」
アヤは、ライトニングの目を見て言った。
「ライトさん、好き…」