みじかいの
□へたのかんがえやすむににたり
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「は?」
「だから、お前の彼氏になってやっても良いって言ったんだよ」
隣の席の高杉の、突然の発言。
あたしは間抜けな声を出すしかなかった。
「高杉、とりあえず…
あたしがアンタに交際を申し込んでたみたいなその言い方やめてくんない」
へたのかんがえやすむににたり
「おいお前ら〜
授業中にラブシーン繰り広げてんじゃねぇぞー
独り身の先生へ当て付けですか」
「うっせハゲ」
高杉は銀八に悪態をつくと、机に顔を突っ伏して寝てしまった。
(ちょっと、さっきのは何だったのよ?)
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