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□眠いという衝動は抑えられない。
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…、私の負けだ。
そのまままた、ねむりにつく。

ずっと、剣心に抱き寄せられたまま…。


━━━━・・



「薫殿。」
「…ん?」
「もう、流石に起きるのが遅すぎでござる…。そろそろ、起きよう?」

「うーん…、」

頭の中がまだ、夢の中の薫は、ヌケた返事をした。

「薫殿、」
「ん、…んっ、んぅ…、ぁ、」


突然、剣心からの深い口付け。
そのおかげで、薫は目が覚めてきた。

チュ、というリップ音で離れる唇。



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