short
□手と手。
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私の人差し指を口にくわえた。
「けっ!剣心!!!」
「あはははっ……、可愛いでござるなぁ。」
もう!!剣心の馬鹿!!
「暫くは駄目なんだからね!?」
「おろ?わかってるでごさるよ。」
本当かしら?
「だって…。」
剣心は私の手をさらって先程までさすっていたお腹にあてがった。
「ココには、幸せが詰まっている。」
「剣心…。」
「薫殿も無茶は絶対駄目でごさるよ。」
「うん。」
今、私は幸せだ…。
あなたとこの子が居るから……。
fin.
→あとがき。(作者の感想とかどうでもいい方はback)