☆短編☆
□勘違いgirl♪
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「「ミキちゃ〜ん♥ばーいばーい」」
「じゃあね。」
「「「ミキちゃんだ!じゃあなー!」」」
「ん。じゃあね。」
はぁ、疲れる。
「あっミキ。お疲れ様ー」
「カホー!もうやだよー」
あたしの名前ゎアマミミキ。
あたしゎ普通の女子中学生。
なぜあんなに声掛けられてたって?
それゎ単純な理由。
あたしのお兄ちゃんが今旬の若手俳優“アマミ龍星”だから。
みんな、あたしと仲良くなりたくて近づくんじゃなくて、お兄ちゃん目当てで、あたしに声を掛けるんだ。
唯一違うのゎ隣にいるコイツ。
親友のカホ。
カホゎあたしのお兄ちゃんがアマミ龍星って知った時、驚いてたけど、態度を変えたりしなかった。
タイプじゃないとか言ってたケド、お兄ちゃんがカホの事気に入っちゃって今ゎカレカノ。
あたしゎこの学校の人とゎあまり関わらないようにしてた。
でも、好きな人ができたんだ。
理由ゎものすごーーーーく単純。
##NAME##龍星の妹##2##ミキじゃなくて##2##ミキとして見てくれた。
その人ゎ2つ年上でとてもカッコいいの。
“イノウエカズキ”
「ミキ。先輩いるよー」
「っ…ど、どこ??」
「あそこー」
「か、カッコ良い……」
「ふふ。」
「な、なに??」
「べっつにー」
すると、カホゎ立ち上がってどっかに行こうとした。
「どこ行くの?」
「待ってて。」
「?」
美礼里に言われたから、待ってみる事にした。
~数分後~
「!!!!!!!」
「あっ、ミキ」
「っカズキ先輩」
「話ってなにー?」
「え?」
「え?ってえ?」
「?」
「話あるんでしょ?カホちゃんが言ってたよ。」
そういう事にしてくれたんだ…
…ょし。
カホがくれたチャンスだ。
言わなきゃ。
「あ、あたし、、、先輩が好きです」
「!!」
「かなわないってわかってるけど…先輩が好きです」
「お、俺も」
「え…」
「俺も好きだ。でもお前はモテるからきっと俺の事なんて眼中にないと思ってた」
「そんな事ないです、あたしが好きなのゎ先輩だけです!」
「ミキ…」
ぎゅー。
「せ..んぱい?」
「ぜってぇ離さねぇ。」
「はい!」
二人はキスをした。
これからもずっと一緒だという誓いのキスを。