短編

□銀誕2012
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暁闇。
未だ薄暗く肌寒い中、万事屋の一室で一人の男が立ち上がった。

その男は部屋を出、カレンダーの前で足を止めた。

カレンダーの一枚を捲っては微笑み、その男は万事屋を出た。


人通りの少ない道を一人静かに一歩一歩歩いていく。

其れから暫く歩いて小高い丘に足を運んだ。

風通しが良く、今はまだ寒く感じる。

しかしその丘はかぶき町全体を見渡す事が出来、思い出の場所でもあった。

其れから5分程経った時、背後より人の足音が聞こえてきた。

そして男は振り返っては微笑んだ。


「―――――――・・・」


其れから少々言葉を交え、其々皆笑って帰っていく。

男はもう一度丘から町を見渡し、万事屋へ戻っていった。


10月10日。


今日から次のこの日まで、新たに平凡な暮らしが待っている。





-end-



**********

あとがき
 銀さん、お誕生日おめでとう!!!
  そしてこんな駄作すんません!!!
  超シンプルに台詞なしで頑張ってみました。
  最後までお読みになってくださった皆さん、
  有り難うございました!!



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