短編
□銀誕2012
1ページ/1ページ
暁闇。
未だ薄暗く肌寒い中、万事屋の一室で一人の男が立ち上がった。
その男は部屋を出、カレンダーの前で足を止めた。
カレンダーの一枚を捲っては微笑み、その男は万事屋を出た。
人通りの少ない道を一人静かに一歩一歩歩いていく。
其れから暫く歩いて小高い丘に足を運んだ。
風通しが良く、今はまだ寒く感じる。
しかしその丘はかぶき町全体を見渡す事が出来、思い出の場所でもあった。
其れから5分程経った時、背後より人の足音が聞こえてきた。
そして男は振り返っては微笑んだ。
「―――――――・・・」
其れから少々言葉を交え、其々皆笑って帰っていく。
男はもう一度丘から町を見渡し、万事屋へ戻っていった。
10月10日。
今日から次のこの日まで、新たに平凡な暮らしが待っている。
-end-
**********
あとがき
銀さん、お誕生日おめでとう!!!
そしてこんな駄作すんません!!!
超シンプルに台詞なしで頑張ってみました。
最後までお読みになってくださった皆さん、
有り難うございました!!
.