HSJ[short]
□はっぴーV.D 2
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いのあり
*微裏表現あり
ほとんど会話のみ
「大ちゃんっ!」
「……なんだよ///」
いのちゃんは目をキラキラさせながら
俺を抱き締めると
「…俺も。大ちゃんが大好きだよ」
「っ…/// み、耳許で囁くなーっ!」
「ふふ♪いま大ちゃん、感じちゃった?」
「はぁ!?/// べ、別に感じてなんかっ……んんっ」
「はぁ…ん、ん…」
「んん…んぅっ…あぅ、はっ…っ/// いきなりキスすんなばかっ」
「だって大ちゃんかわいいんだもん♪」
「うるさいっ!寄るな変態っ」
「……ねぇ大ちゃん?」
「…っ、後ろから抱き着くなーっ///」
いのちゃんの腕にすっぽり埋まった俺は
抵抗したって無意味で
いのちゃんのあったかい腕と
とても落ち着く俺の好きな
いのちゃんの匂いに大人しく包まれていると
いのちゃんは、俺の顔を後ろから覗きこむようにして
俺と目を合わせてから
いつものあの優しい笑顔と
いつも以上に甘い声で囁いた。
『……続き、しよ?』
そんな風に言われたら
俺が断れないの知ってるくせに。
「いのちゃんのいじわる」
口では素直になれないけど
俺は こくん と小さく頷いた。
END