駄文(短)
□いただきます。
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8月14日。俺の誕生日。梢綾、もとい砕蜂隊長は、明後日まで現世任務だ。つまんねえ。ああ、つまんねえ。
吉良や恋次を誘って呑もうかと思ったが、何のかんのと言い訳をされて、振られた。というか、奴らは奴らで気を遣ってくれているのだろうが、肝心の梢綾、もとい砕蜂隊長が明後日まで現世任務でいないのだから、気を遣ってくれても意味がねえ。
俺は仕方なく、明日に差し支えのない程度に一人酒を呑んで床についた。
深夜、日付が変わる直前だったのだと思う。突然ドスンと、俺の腹の上に何かが乗った。ぐあっと、慌てて起き上がろうとすると、明後日まで現世任務のはずの梢綾、もとい砕蜂隊長が、俺の腹の上に馬乗りになっている。
「え…? 砕蜂隊長、明後日まで、現世任務だったんじゃあ…。」
「片付けてきた。」
(いやいやいや。そんなすぐ終わるようなもんじゃないだろっ?)
思わず半身を起こして
「片付けてきたって、なんでそんな無茶を…」
と言いかけた俺の口を手で制し、彼女は言った。
「檜佐木、誕生日、おめでとう。」
嬉しかった。今年は期待していなかった分、嬉しさ倍増だった。額と額をこっつんとして、しばらくじゃれあうようなキスをした。
……そこまではよかった。さっきから彼女は俺の上に跨がったままだ。その…、この体勢は実にヤバい。嫌でも俺の男の部分が反応してしまう。彼女もようやくそれに気付いたらしく、顔を赤らめて慌てて俺から降りようとした。が、そうは問屋が卸さない。俺はガッチリと彼女の腰に腕を回して、
「こんだけ無茶をしておいて『おめでとう』だけっすか? あなたも俺にプレゼントしてください。……ね、梢綾?」
俺は、彼女も美味しくいただいた。
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檜佐木くんが梢綾ちゃんをどのようにいただいたかの詳細は、内緒の頁にこっそり載せています。「ウラでもエロでもどんと来いっ!」な方は、よろしければどうぞ…。あ、一応18歳未満の方はご遠慮くださいませ。