*番外編*
□サニー君ハピバ
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明日は9月7日───。
俺の誕生日だ。
ライラの奴には、予め俺の誕生日は教えてある。
カレンダーにもマジックでデカデカと丸を付けてあるし、再三誕生日アピールをしてあるから、流石のライラでも俺の誕生日を忘れるなんて事はないだろう。
さぁ、そろそろ寝るか。
明日が楽しみだぜ。
「さっきから何独り言言ってんの〜?きも〜」
「お前に言われたかねぇし!ι」
「えー…。違うよ。確かに私もキモいけど。」
「認めるのかよι」
「サニーのキモさとはジャンルが違うと言うか、何と言うか。」
「キモい事前提かよ!つか、キモさにジャンルなんて…「グーzzZ」
「早っ!!」
一瞬で眠ってしまったライラに呆れながらも、掛け布団をかけてあげる優しいサニー君。
「隣で寝てんだから少しは緊張感持てよ。」
「いゃいゃ。もぅ倦怠期。」
「!?」
「グーzzZ」
「…。」
どうやら、寝言のようだ。