short

□おかす
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暗く、静かな部屋に、彼女の小さな寝息が聞こえる


音を立てないよう、それより先に扉を壊さないように閉める。


扉を閉めて、鍵を閉めるとカチャンと金具がぶつかり合う音が響いた


「んっ……ふぅ…」

「……!!」


あかん、バレるとこやった。

炉威は寝返りをうって俺に背を向けた


無防備なやっちゃな…


俺はゆっくりと炉威に歩み寄り、炉威を見下ろした


「……うー…あれ…?金ちゃん…」


炉威は目を半分だけ開けて掠れた声で俺の名前を呼んだ

アカンやろそれ


「どうしたの?」


炉威は起き上がって目をこすった
そのすきに俺は動きづらい浴衣を脱ぎ捨てて炉威に跨った


「へ…きんちゃ」

「好きや炉威」

「ふ、ん…!?」



啄むようなキスを落とし、徐々に深く。
炉威の舌を自分の舌で絡めとって唾液を飲み込む。


目を開けると苦しそうな炉威の顔が見えた。


これもアカン。


俺は少しだけ唇を解放してやってから小声で言った


「そんな苦しそうな顔すんなや……いじめとうなるやんか。」

「そんなの、苦しいんだから仕方ないじゃん…」

「ほー。苦しいだけか?」


俺は炉威の細くて華奢な腰に腕を回してニヤリと笑った

炉威は顔を赤くして俺を睨んだ


「なんて言って欲しいの」

「そう怒んなや…冗談や冗談。」


俺は炉威のうなじに舌を這わせた。
すると案の定色っぽい息遣いで炉威は俺の肩に爪を立てた



「くすぐったいだけやで?」

「そこで喋んないで///」

「ハハッ、ホンマに首弱いなぁ。」

「わかってるなら止めてよ!」

「威勢が足らへんでー。」

「だからぁ!///」











お前の全てが俺を興奮させんねやで?






 end

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