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□れっつくっきんぐ
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おまけ
龍も無事帰ってきて皆プリンを食い終わると、炉威は家に帰る準備をした
「送ってく」
「それがいいわ。桃ちゃん、ちゃんと送ってあげてね。」
「任せとけって。ほら行くぞ」
「あ、待って!」
俺は炉威より先に店を出て寒いと気づいてマフラーを取りに店に戻ろうとしたら出てきた炉威がぶつかってきた
「うわ!」
「お、う」
「寒いよ?はいマフラー」
「気が利くじゃねぇか…ありがとよ」
「うん、はい」
炉威は俺にマフラーを差し出したが、俺は屈んで顔を近づけた
「え、!?」
「巻いてくれねぇの?」
「あ、うん。よいしょ」
炉威は俺の首にマフラーを巻きつけた
チャンス
「んっ…!?」
俺は炉威の唇に自分のそれを重ね合わせた
しばらくそのままで居て、放してやると炉威は顔を赤くして俺を見つめていた
「…ごちそーさま。」
「え、あ、はい…///」
「そういえばよぉ。お前にクリーム食わせたじゃねぇか。」
「あ、うん」
「実は俺が使った後のなんだよな。」
「…わかってたよ?」
「なのにノーコメントかよ。」
「だって…」
「だって?」
「気にしたら終わりかなーって…それにちょっと嬉しかったし。」
意外。やっぱ照れてたんだな。可愛いやつめ
しばらく歩いて炉威の家の前まで来ると、炉威は立ち止まって俺の袖を軽く引っ張った
「桃」
「なんだよ?」
「大好き」
「じゃあ愛してる」
「……///」
俺の勝ち
今度は大人のキスをしてやった。炉威の舌を絡めとって唾液を飲み込んで唇を離した
そして炉威の唇を指でなぞってまたキスをした。
喋るすきを与えねぇなんて俺はなんていい男なんだ←
でも俺も人間だから炉威には甘くなっちまう。
このキスみてぇに
end