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□ホントの僕と君
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綺麗なテーブルに、綺麗なキャンドル。
そこに綺麗な料理を並べて、今日は今までで一番リッチなデートかな?

炉威ちゃんは嬉しそうに料理を見た
可愛いな、子供っぽくて。
釣りやすい獲物、かな


「どうぞ、食べて?」

「いただきます!」


炉威ちゃんはムニエルをフォークとナイフで小さく切って口に運んだ

「………」

その動作一つ一つに目が奪われる。
唇についたソースを、小さな舌で舐め取ると僕を見て微笑んだ

「美味しい…、浦は食べないの?」


キャンドルのせいか、このレストランの雰囲気のせいか、いつも見ていた彼女より、大人っぽくてなんて言うか、妖艶な雰囲気を纏っていた

「……」

「浦?」

「あ、…ああ、うん、僕も食べることにするよ。いただきます」


何焦ってるんだろ。僕らしくない
僕も僕の分のムニエルを一口豪快に食べた


「ふふ、」

「…?何笑ってるの?」

「浦らしくないね、何キョドってるの?」

「キョドってなんかないよ!ただお腹すいてただけだし、」

「ふふふ。」


何か調子狂うな…


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