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□溺愛
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「モモ寒い」
「そりゃそんな短ぇスカート履いてるからだろ。」
シートにだらしなく腰掛け、テーブルに足を投げ出すようにのせながら新聞をむモモタロス。
さすがにその相席には座りにくいので、通路を挟んでウラタロスの前に座っているのは、良太郎と同じく特異点の炉威。
「先輩ってば冷たーい。そういう時はさぁ、その脚をさすってあげるんだよ。こう」
ウラタロスはテーブルの下から手を伸ばし、炉威の白い太ももをさらりと撫でた
「ひゃっ!!何すんのウラ!!」
「てめぇスケベ亀!!俺の炉威に何してやがる!!」
モモタロスは新聞をテーブルに投げつけて立ち上がり、ウラタロスの頭をはたいた
「てっ!」
「炉威!お前も何でこんな奴の前に座るんだよ!馬鹿野郎!」
「ごめんなさい…」
炉威は口を尖らせてモモタロスから顔を逸らした
「ん〜……そんな顔すんなよ。こっち来い」
モモタロスはついてくるように促し、隣の車両に移動した
「何?」
「うるさい」
「わっ」
モモタロスは炉威を優しく抱き寄せ、目を閉じた
「心配なんだよ…お前可愛いから。」
「大丈夫だよ」
「大丈夫じゃなかっただろ?さっきも触られやがって…だから怒るんだよ」
「そっか…ありがとう」
「お前に触っていいのは俺だけだ。」
「喜んでいいのかな?それ」
「お前が幸せだってことだよ!俺みてぇな彼氏でよかったなぁ?炉威ちゃん」
「うん、モモ大好きだよ」
種を超えた愛情
初モモ夢…
オチ微妙…
(´・ω・)スマソ
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