boundary of spacetime

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モモと私はマシンデンバードを降りた


「お前しつけぇぞ!炉威は普通の人間だ!」

「では何故空間の狭間にいたんだ?こちら側の者でもなせない事を、
どうして普通の人間がなせる?」

「ごちゃごちゃうるせー!!ぶった切るぞテメェ!!」

「お前の方がうるさい!」

「!」


ネズミイマジンは目にもとまらぬ速さでモモを切りつけた

「ぐおっ!!炉威、離れてろ!あとその血なんとかしろ!」

「う、うん!」


私は額の血を拭いながら走った。

走っていると、頭の中でリュウタの声がした


『僕が入れば炉威を守れるよ。どうする?』

「お願い!」

『おっけー♪』


私の足は止まり、リュウタに体を任せた


「わっ!動きやすーい!でもおでこ痛い…これなら戦えるかも!」

『え、何言って…』


私が全部聞き終わる前に、リュウタはライナーバックルを腰に巻いてパスをかざした


「変身。」


[NEO GUN FORM]


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