boundary of spacetime
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私が落ち着くと、イマジン達が集まってきた。
「僕はウラタロス。気軽にウラって呼んでね。炉威」
「僕はリュウタロス!よろしくね!」
「よろしく。」
「それで、知ってると思うけど、アレがキンちゃん。」
ウラが指さす方向には、キンタロス…キンちゃんが居眠りをしていた
おお、マジで寝てるよ
「それであのカウンターにいるのがナオミちゃん。あと今は居ないけどオーナー。
デンライナーには一般のお客さんも来るんだよ」
「へぇ。……あ、あのさ、」
私はハナさんに何かすることは無いかと尋ねると、
昼食を作って欲しいとお願いされた
「昼食、ですか。なんでもいいですか?」
「うん。そうだ、冷蔵庫炒飯位しか入ってないわよね!?」
ハナさんが立ち上がってナオミさんに尋ねると、はい♪と笑顔で返されていた
「っていうわけなんだけど…買い物に行ってくれる?お金は出すから!」
「いいえ、お金は大丈夫です。給料入ってますから。」
「なら僕も行くよ。こっちの街のこと全然知らないでしょ?」
良太郎さんが私に微笑みながら聞いたので、私も笑顔で頷いた
「はい!よろしくお願いします!」
「敬語はいいよ。良太郎さんも、僕は良太郎でいいよ」
思ったよりしっかりしてるんだなぁ、とか思ってしまった。
そりゃ年上だからね。
私と良太郎はデンライナーを降りて街へ向かった
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