ギアス

□砂漠の盗人
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夜の帳が重くのしかかる頃。いつものように仕事を終わらせ、早々に撤収しようとしていたゼロの前に『珍客』が訪れた



「今晩は、ゼロ。今夜も綺麗な月夜だね」

「チッ…またお前か」

どこから出て来たのか、正面から堂々と対峙する彼はゼロが出現するのをどこからか嗅ぎ付けて、こうして必ず現れる。

「いい加減付き纏うのは辞めてもらえないか、クルルギ卿」

「つれないね。こうしてわざわざ出迎えてあげてるのに」
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