復活
□愛しい君に永久の幸あれ
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「だから?」
「クフフ…照れ隠しですか?大丈夫、わかっていますよ。そんな貴方にこちらを差し上げましょう」
かなりの不機嫌オーラを纏って返した言葉も、骸にかかれば照れ隠しになるらしい。
半ば呆れ返りながらも、反論は無駄だとわかりきっている雲雀は骸の差し出した物に視線を移す。が、その数秒後には見なければよかったと後悔した。
「…何それ」
「何って、僕のブロマイドじゃないですか」
そんなこと、見ればわかる。どこからどう見ても、目の前にいる男が上半身裸でL判の光沢紙に納まっているのだから。