ギアス
□猫みたいな君
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ルルーシュは、喉を触られるのが好きだ。
それが何だか猫みたいで、「可愛い」何て言おうものなら二度と触らせてはくれなくなるだろうから、何も言わずにただ撫でたいだけ撫でることにしている。
(猫に例えたら…何になるかな。やっぱり、気品高い感じのシャム猫かな?)
黒猫で、目が紫で。そういえば、猫祭りの時に着てた猫セット、似合ってたもんな。なんて考えていると、撫でられていたルルーシュの手がスザクの頭を撫で返してきた。
(ルルーシュに撫でられるのも好きなんだよね)
スザクは、自分がルルーシュに「犬みたいだ」なんて思われていることを知らない。