復活

□新しい知識2
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「こんにちは雲雀恭弥。Trick or Treat?」

先程まで来ていたディーノとまた夜に会う約束をし、適当に見送ったあと草壁からの報告書に目を通していると、いつの間にか六道骸がソファに腰を下ろしていた

「馬鹿馬といい君といい、国外の男はそんなに暇なの?」

もはやどこから入って来た、なんて聞くのは無駄だとわかっているし、諦めている

「暇なものですか。わざわざ君に会いに来たんですよ。で、答えはいただけますか?」

こいつも悪戯目的か。と呆れつつ、ふと何かを思いだしポケットに手を突っ込む。

「答えはトリート。悪戯はいらないよ」

そう言って無造作に投げ渡したのは、金色の包み紙に入ったチョコレートで。

「さっき馬鹿馬に渡された。…他の奴が来たらこれ渡しとけってね」

相手が骸とまでは想定していなかっただろうが、早速役に立つことになった
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