復活
□新しい知識
1ﾍﾟｰｼﾞ/3ﾍﾟｰｼﾞ
｢よう雲雀！Trick or Treat！｣
応接室のドアを勢いよく開けるなり、ハロウィンに定番のセリフを投げかけるディーノ。雲雀はそれをいつものように一瞥し、手元の書類に目を戻す。
｢…何ソレ｣
｢嘘!?知らねえの!?おっかしーな、さっきツナ達に言ったら知ってたんだけど｣
どうやらディーノは学校に来る前にリボーン達へ挨拶をしてきたらしい
｢だから、何｣
聞き慣れない言葉に興味を持ったらしい雲雀は、いつの間にか書類からディーノへと視線を移していた
｢あぁ、悪い。Trick or Treatってのはハロウィンっつー海外の祭の一つで言う決まり文句でな、意味はお菓子かいたずらか？ってんだけど、海外じゃ魔女やら狼男やらの仮装をしてあちこちの家を尋ね回ってお菓子を貰うんだ。お菓子をくれなきゃいたずらするってんで、みんなお菓子を用意して待ってんだ｣