Novelette

□Angel or Devil
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あいつを殺した後の俺は、狂喜乱舞。



俺ァ狂っていったんでさァ。




それが最善のシアワセをつかむ方法なんて考えてしまってね。




そんなときでィ。




近藤さんに感づかれたのは。






絶対にばれない自信は鼻からなかった。





きっと誰かが歯止めをかけてくれるのを、俺は待ってたんだ。





それが近藤さんだった。






俺の罪は重い。





堕天使になるだけじゃァすまねェ。






俺の存在をここから消すことにならァ。







でも俺はそれでもよかった。





俺ァ、天使としてしてはいけねェことをしてしまったから…




悪魔に心を売り渡すことをしてしまったから…





こんな存在は残っちゃいけねェんだ。











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