刀語
□拍手文過去形
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「拍手、礼を言うぞ。真庭忍軍十二頭領が一人、真庭蟷螂だ」
「拍手有り難うございます!同じく真庭忍軍十二頭領が一人、真庭蜜蜂です!!…ってあれ?蝶々さんはどこに行ってしまったんですか?」
「ああ、蝶々なら鴛鴦と逢い引きだそうだ」
「あっ、蝶々さんずるいですー。僕だって蟷螂さんと逢い引きしたいのに」
「…だろう」
「はい?すみません、よく聞こえませんでした」
「〜っ、だから、二人でいる今も十分に逢い引きだろうと言ったのだ!!」
「蟷螂さん…!(ぱあぁぁ)」
「わ、わかったら早く…」
「はい。二人でお出かけですね、蟷螂さん?」
「…そうだ」
「じゃあ行きましょうか。えっと、今から蟷螂さんと出かけるのd」
「…蜜蜂を可愛がりに行くので失礼する」
「え、蟷螂さん?」
「早く行くぞ」
「蟷螂さん!?どうして僕の首飾りを奪って行くんですか!?蟷螂さん、蟷螂さーーんっ!?」