オリジナル
□陛下と愉快な下僕達 〜出会い〜
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ある春の日。
ぽかぽかと暖かい日の光が降り注ぐ庭で、陛下とその下僕達は寛いでいた。…と言っても、下僕達は無邪気に鬼ごっこをしているが。
それを保護者のように眺めながら、ティーカップの紅茶を口に含む陛下。年は下僕と2つしか変わらないはずなのだが。
楽しそうに走り回る3人を眺めていると、ふとあることを思い出した。
――そう言えば、あいつらを拾ったのもこんな春の日だったっけ――
今回は、悠、和、春がこの屋敷に住むことになった日のおはなし。
続きます。
なんか過去話を書いてみたかったんです。