Poem

□アマノジャク
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君のことを好きになれて
良かったと思うよ
ただ、ひとつ
後悔をするならば
素直になれなかった
僕の天の邪鬼



出会いは突然!
と、いう訳じゃなく
偶然が重なっただけ
いや、
偶然じゃなくて
必然だったのかもしれないと
今では、そう思えるよ



心の中にある
君への思いを
何度も何度も
否定しては
何度でも何度でも
肯定してた



自分が一番
君への思いを知っていたハズなのに…



思いを認めたくない
自分がいて
心の中は、もうカオスで
自分でも訳が
分からなくなって
そしたら、口から自然に
「君のことが嫌い」って
一番言いたくない言葉を言ってしまったんだ



言った後に後悔をした
だけど、
後には退けなくて
君が何か言う前に
僕は走り出したんだ



風をきって全力で走る
雨にも負けないように
自分のさっき発言が
君の記憶から
消えることを祈って
僕は今、逃げている



天の邪鬼な僕だけど
今なら、
君への本当の気持ちが
言えそうな気がした



だから、
あの空に向かって
できる限り大声で
ありったけの「好き」を
叫ぶんだ



君に届くことを祈って

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