ダイヤのA 長編
□2人の日々 弐
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あれから3年がたち沢村は大学に進学していた。(スポーツ推薦で…)そんなある日大学が一緒になった倉持から連絡がきたのだ。
「よぉ、沢村。今度の日曜日成人したメンバーで集まることなったんだわ。もちろん沢村も来るよな?」
「もちろんっす!!クリス先輩も来るんすか?……御幸は?」
「ヒャハハ、クリス先輩は来るんじゃね?御幸はしんねぇけどな。」
「…そうすっか、んじゃ、日曜日に。」
「おう。」
(御幸くんのかな…会いてぇな。あーでも、会った所で辛いだけかもな。)
沢村は御幸に会いたいけど会いたくない気持ちになっていた。そして、あっという間に日曜日になったのだ。
「栄純くん、久しぶり!!」
「あっ春っち!!久しぶり♪」
沢村と春一は連絡を取り合っていたもののお互い時間が合わず半年ほど会っていなかった。
「本当久しぶりだね♪さっきクリス先輩が栄純くん居ないかって言ってたけど挨拶しにいかなくていい?」
「うぉ〜クリス先輩が!!それは今すぐにでもいかなくてわ!!それじゃ、春っちまた後で!」
「うん。また後で。」
そして沢村はクリスに会いに行った。
「クリス先輩お久しぶりです!!」
「あぁ、沢村か…相変わらずだな。」
「さっき春っちがクリス先輩が呼んでると言ってたんすけどなんのご用件でしょうか!?」
「その事なんだが…ここじゃなんだから、…」
「はいっす!!」
クリスと沢村は2人に馴れる所え向かった。