ダイヤのA 長編
□2人の日々 壱
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思いをつげたのは俺からだった。
「なぁ、俺ら付き合わねぇ?」
言葉ではかるい告白をした。心ん中はあり得ねぇほどに本気なのに…。
「イイッスよー」
沢村からの返事はokというもの。でもスッゲェかるかった。それなのに俺はすっげぇ喜んだ(顔に出さず)
「そんじゃ、これ一応な!」
俺は沢村にかるくキスをする。
「なっ…!?」
沢村の顔が真っ赤になる。
(ヤベェすっげぇ可愛い,このまま襲っちまいてぇ!?)
「んじゃっ、俺そろそろ行くわ。また明日な…お休み沢村♪」
俺はその場から離れた。自分の理性を保つために…
「みっ御幸の、ばっバカ野郎!!」
そんな声が後ろから聞こえてきた。
(…次は可愛くお休みて言ってくんねぇかな。まぁ、あれはあれで可愛いけど♪)