ダイヤのA 短編

□浦島太郎
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―浦島太郎―



男は海辺へやって来ました。そこには子供達にいじめられた亀が居たのです。

「おい!!なにしてんだ!!」
「だれ…アンタ」

「だれ…何してんだ!!」

「見た通り亀いじめてんだろ。」

「やめろ、亀が可哀想だろ!?」

「俺達の亀だから別にいいんだよ」

「わかった…その亀を買い取ってやる。」

男は子供達から亀を助けたのでした。
すると亀が言葉を発したのです。

「助けて頂いてありがとうございます。貴方のお名前は?」

「…沢村、栄純…」

「沢村様助けて頂いたお礼に竜宮城へ連れていって差し上げます。」

こうして2人?は竜宮城に向かいました。



そこに居たのは乙姫様…でわなく王子様?でした。

「えっと…」

「亀を助けてくれてありがとうな栄純。俺は御幸っていうんだ。」

「お礼に竜宮城の食事を食べていってよ」

「えっ!いいんすか?」

「もちろん。」

「あっありがとうございやす。」

栄純が食べた事のない豪華な食事が次々にもって凝られました。
豪華な食事でお腹一杯になった栄純はそろそろ帰ると伝えたのです。

「ありがとうございまやした。そろそろ帰らないといけないと思うんで、帰りますね。」

「なに言ってんの?還すわけないじゃん。」

「え?」

「俺栄純の事気にいっちゃった。てことで還さないから。」

「いやいや、帰んないといけないっすから。」

「まぁまぁ。悪い要にはしないから。」


こうして栄純は御幸に捕まった?のでした。

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